風俗でのお仕事「雑費10%は高すぎ!納得いかない!」
もしも、あなたが風俗キャストご経験者なら「雑費」の存在はご存知かと思う。
また、未経験で、これから働こうとお考えであるなら、どうか知っておくべき内容である。
女性のお給料(ギャラ・バック)は、ほぼ全ての店で「雑費」と称する謎の料金を差し引かれてしまう。
そしてその金額は多くの店でその日稼いだ金額の10%である場合が多い。
つまり5万円稼いだら5千円、10万円稼いだら1万円も徴収されてしまうのだ。
高すぎる・・・納得できない・・・多くの女性様がそう思うだろう。
雑費10%(高い店)…これは悪質店なのだろうか?
そもそも雑費…これは一体何なのか?
結論「雑費」とはただの「風俗店舗の利益」
面接で雑費の説明をきちんとしてくれる店は多い。
その内容は「ローション代」「タオル代」「広告費」等だと説明される。
しかしそれは建前上の話であり、実のところはただの利益である。
「え?そんなの納得いかない!」
キャスト様の多くはそう思うだろう。
しかし、店側が利益を得る事が悪なのか?
結論・店が利益を得なければキャスト全員にも不利益が
店が利益を得なければ、その店で働くキャスト全員にも不利益が生じる。
利益がでない=廃業である。
もしも、日本中の風俗店全てが利益を得ない設定にした場合、日本全国の風俗キャストも働く場を失う事になる。
すると、日本全国の風俗キャスト全員「パパ活(援交)嬢」をやらざるを得なくなる。
「パパ活(援交)」は命の危険性や、料金未払いで踏み倒される可能性を常に秘めている。
これらに関しは別記事で解説しているのでお時間があるなら是非お読み頂きたい。
雑費を含めた良心的なバック率とは
もちろん、店側だけが多くの利益を得る、などという事は決してあってはならない。
良心的で客からもキャストからも人気のある店舗のほとんどは雑費も含め
女性バック率と店利益の割合は
女性60~55%、店40~45%としている。
つまり、例えば60分コースで客が払う金額が20000円だった場合
女性が12000~11000円という事である。
しかしそれでも、「雑費」は騙されているみたいで納得できないと感じるキャスト様は多いだろう。
雑費という数字のマジック
例えばこんな求人広告があったとする。
デリヘル「Aクラス」
当店は雑費0円!頂きません!
60分コース→12000円バック!
デリヘル「Bitch」
当店は60分コース13000円バック!
雑費10%頂いております
デリヘル「CCガール」
当店はバック率70%!
60分コース→14000円バック!(雑費15%頂いております)
あなたはどの店が一番お得だとお思いになるだろうか?
デリヘル「Bitch」のバックは13000であるが、雑費の10%を差し引くと、残るのは11700円である。
デリヘル「CCガール」のバックは14000円であるが、雑費の15%差し引くと、残るのは11900円である。
「Aクラス」に比べ「Bitch」と「CCガール」はバックが高い感じがするが、実の所、「Aクラス」が一番高いが100円~300円差である。
多少の差はあるが3店ともほぼ同じバック率である。
雑費は騙しているみたいだし悪徳店なのでは?
結論、必ずしも悪ではない、である。
理由を述べよう。
あなたは求人を探す際、一番最初に見る所はどの部分だろうか?
ほとんどの人がまず最初に「バック」ではないだろうか。
従って「デリヘルAクラス」のように求人内容を正直に書くと、バックが安く見えてしまい、求職者からスルーされてしまいがちなのだ。
例えばこんな求人があったとする。
デリヘルDDD
当店はバック率80%!
脱がない。舐めない。触らせない。
働きやすいお店です!
内容は明らかに怪しい。
ご察しの通りこちらの店「デリヘルDDD」はは紛れもない悪質店である。
ここで一旦、「悪質店」とは一体どんなものか?明確に定義したい。
- 面接で聞いた内容と実際にやってみた時の内容が違う
- 面接で聞いたギャランティーと実際に貰ったギャランティーが違う
- 立場を勘違いしたドライバー(デリヘルの場合)やスタッフが居る
- ゴミ屋敷でも接客させる(デリヘルの場合)
- 悪質客への対応をしてくれない
こんな感じではないだろうか?
上記の3店舗と「デリヘルDDD」を比べると圧倒的に「デリヘルDDD」は働く女性にとってお得な感じがしてしまう。
しかし面接に行くとバックや接客内容の説明はなんとなく有耶無耶(うやむや)にされる
実際に働き、本日の仕事は終了、バックを貰う時なんか思っていた金額より大分安い…。
「バック、なんか間違ってません?」聞いてみると…
「本指名が○本突破、1日10時間待機、写メ日記を1日10回更新、エトセトラエトセトラ・・・これらをクリアするとバック率80%になります。」
「スタート時のバックは○○で、雑費が○%、他タオル代○円、ローション代○円を頂いております。」
等と言い訳される。
しかも、脱がない舐めないなんてのも嘘。
客層は最悪だった!
散々な目に遭ってしまう・・・
風俗未経験者様の場合、行ったら最後、ほとんどの場合で面接時に丸め込まれ騙されてしまう。
悪徳店は求人広告に平然と嘘の内容を記載する。
なので、真面目にやっている店舗が正直な内容を記載すると求人見込者から見向きもされない。
悪徳店の存在さえなければ良い店と巡り合い活躍でき稼げたはずの女性は今も昔も多く存在する。
雑費は騙しているみたいだし悪徳店なのでは?…の答えは
良心的なお店が、悪質店のとてもお得感の有る求人広告に対抗する為、不本意ながらバックを高く見せかける事をしなければならない。
従って必ずしも悪とは言い切れない。…である。
悪質店の見分けかたは、例えば客が払う料金が60分20000円なのにほぼ20000円バックと謳っているようなバック率が異常に高すぎる点などを見極めるなどあるが
それに関しては別記事で詳しく説明しているので是非参考にして頂きたい。
まとめ
今回は、雑費10%は高すぎるのか?騙されているのか?…に関してのお話だった。
結論、バックを高く見せかける悪質店に対し、良心的な店が対抗する手段である場合が殆どと言える。
風俗店はある程度の利益を出さなければ潰れてしまう。
潰れてしまえばそこで働くキャストも不利益を被る。
求人内容が正直すぎると応募者からスルーされてしまいがちになる。
そのため、良心的な店でもある程度バックを高く見せかける必要が出てしまう。
従って必ずしも雑費10%=悪質店とは言えない。
但し、雑費10%の悪質店ももちろん存在する。