風俗で稼げる宣材写真とは?
今や簡単には稼げなくなった風俗。
そんな風俗で働くあなたが高収入を得るためにどうしたら良いか?
方法のひとつとして「宣材写真が良いものである事」となる。
「今の時代、写メ日記が一番重要だ」などと言われる事もある。
しかし、多くの客は、まずは出勤表一覧でサムネイルとして表示される宣材写真を観て、キャストを選び、写メ日記を観る。
「キャッチ」となるサムネイルに惹き込む力がなければ、どれだけ良い写メ日記を書き続けたとしても、効果は十分に発揮されない。
確かに、写メ日記一覧経由でアクセスされる事もある。
写メ日記一覧とは、シティヘブンのような広告サイト内で更新順に上位表示されるコーナーである。
しかし、ライバルキャストもどんどんと更新するため、常に投稿し続けなければ、すぐに埋もれてしまう。
また、各風俗サイトで、最もアクセスが多いページは、ほとんどの場合で「本日の出勤」ページとなる。
写メ日記ページに誘導する為にも、まずは「キャッチコピー」の役割を果たす「宣材写真」がとても重要となる。
今回は、宣材写真で悩んでいるキャスト様はもちろん、店舗運営者様にもぜひ読んで頂きたい内容となる。
非効果的な写真と、良い写真を比べながら解説をしていきたい。
今回の解説はその道20年のプロにインタビュー
今回「風俗で稼げる宣材写真」の解説には、宣材写真を作り続けて概ね20年という、埼玉県大宮市にあるスタジオのM氏にお願いした。
彼は、カメラマンではなくレタッチ専門の技術を持つ。
レタッチした顔パターンをデータ化し、webにアップロード後、アクセス解析ソフトを使って、クリック数の動向を解析。
どういった顔パターンが最も男性客の食付きが良いかを分析していると言う。
「女性個人個人の顔特徴のマイナス要因となる部分を平均値に近づけ、尚且顔の印象は変えずに心理学的に男性が好むパターンに近づけるのが基本的なパターンです」
・・・と仰るが、いまいち意味がわからない。
そこで、伺った内容をわかりやすく下記にまとめた。
また、その他、背景や構図もそのキャストがヒットするかしないかに大きく関わる要因を持つと仰るのでその点も解説したい。
風俗で稼げない悪い写真例
明らかに加工されているとわかる写真
2021年現在、風俗利用客のほぼ全員が「写真は誰でも簡単に加工できる」事を知っている。
「あ~これは加工アプリ使っているなぁ・・・フォトショップで加工されているなぁ・・・じゃあなんにも参考にならないな・・・」
過去の経験から、その写真のキャストを選ぶと痛い目にあう可能性が高い、と判断されてしまう。
目大き過ぎ&顔細過ぎで不自然
この3枚の写真を比べて頂きたい。
同じ人物であるが左側はまるで「グレイ」である。
「グレイ」とは、映画や漫画、ゲームなど、フィクション作品で地球外の知的生命体とされるキャラクターである。
多くのフィクション作品で、目は大きく、顔は細長く、顎は尖ったデザインで描かれる。
下記は「地球防衛軍5」というゲームに登場する「グレイ」。
客はこの人間離れした不自然な顔を見て「あ、加工か・・・」と感じ取る。
現実、人間としてこの顔はありえない。
客は過去の経験から警戒し、避けるほうが無難と判断してしまう。
肌の凹凸が滑らかすぎて不自然
左の写真を見て頂きたい。
まるで水彩絵の具で塗り潰したかのように見える。
それに対し右の写真は自然である。
因みにこの美肌補正はM氏に依頼したものである。
人間の肌はどんなにキレイな美肌であっても必ず毛穴の極小さな凹凸がある。
上項と同様、まるで絵のような不自然な写真は警戒される。
背景が歪んでいて不自然
レタッチをする際、雑に作業したり、作業者の技術が未熟だったりだと、顔や身体を補正した際、同時にその周辺の背景も歪ませてしまう。
技術力の高い製作者は背景に違和感を出さずに人物だけを補正する。
因みにこちらの写真もM氏に依頼したものである。
当方で真ん中の写真を用意し、わざと背景を歪ませたパターンと、普段クライアントに提供しているパターンと、二通り作成した頂いた。
また、技術力が低い製作者の場合には、妙に頭が大きくなりすぎたり、逆に小さくなりすぎたり、また脚が長過ぎたり短すぎたり、体全体が人間としてありえない程に細くなりすぎてしまったりなど
「なんとなくこの写真変だ!」と、違和感を感じさせる写真になってしまう事もある。
客の心を揺さぶらない構図
背景が派手すぎて本人が目立たない
左の写真は「芸術写真」としては高い評価を得られるだろう。
しかし「風俗の客をキャッチする」という目的に対し効果的か?と問われれば、その答えは限りなくNOである。
カラフルな花や遊具を添えた構図は可愛らしく美しく、華やかである。
しかし本人が目立たない。
宣材写真の目的とは「客を釣る」事である。
客とは「これからエロい事をしたくて風俗サイトを見漁っている男性」である。
その意味で、右の写真はそんな男性の心に突き刺さる構図であると言える。
背景はラブホテルのようだ・・・
ラブホテル?それはかつて付き合っていた彼女や他の風俗の子とエロい事をした事がある・・・・
じゃあ俺はこれからこの子とこんな事してあんな事して・・・
・・・と背景がラブホテルの室内というだけで過去の経験から色々なエロい事を連想してしまうのだ。
外で撮った写真
上写真左を観て頂きたい。
女性ファッション誌っぽい写真はリアリティが薄くエロに結びつきにくい。
また、少々話が逸れるが、ファッション誌の女性モデルの写真を無断で使用し、店の在籍女性のように装う悪質な風俗店が実際に存在する。
それらに騙された経験のある客はこのような写真を強く警戒する。
また、真ん中の写真は、都内繁華街の風俗店で稀に見かけるパターンである。
撮影場所が確保できない、暗い写真を避けたい、などの理由から、スタジオの代用として店舗ビルの非常階段やベランダを使い、フラッシュの代わりに太陽光を利用するような感じで、店舗スタッフにより撮影されたパターンである。
ご覧の通りポーズは格好良く決まっているのに、背景が日常的だととても違和感が出てしまう。
極端な例を挙げると、使用済みの食器や食べかけの食品が散らかる生活感あふれる台所の前でポーズを決めても違和感が出てしまうのは想像に容易いだろう。
それに対し、右の写真のように、背景が日常的な風景ならば、それに合わせポーズも日常的だと、エロさが生まれ高効果が期待できる場合がある。
特に、男性は、街中で見かける女性の後姿を見てエロい妄想をする事がある為、後ろ姿の写真は特にエロを感じやすい。
男性ウケしないコスチューム
- ウエディングドレス
- カラフルすぎるドレス
- 着物・浴衣
既にお解りかと思うが、女性であるあなたが思い描く「美」や「可愛い」は、男性が感じるそれとは全く価値観が異なる。
女性は、幼少の頃から物語のお姫様のような華やかなドレスに憧れを持つ事が多い。
「高いお金出して写真撮ってもらうんだから、最高に可愛くしたい!」…と思うのは当然である。
すると当然、自分が思い描く最高の「可愛い」を画像化しようと考える。
その結果、上写真左のような衣装を選んでしまう事がある。
しかし、風俗の宣材写真の目的は「客を釣る」事である。
客である男性に「指名したい」と思われなければならない。
最も「指名したくなる写真」とはどんな写真か?
表現が下品で大変申し訳無いが「観るだけで勃起してしまう写真」がベストである。
かつて筆者が風俗店勤務時代、当時の先輩スタッフが「パネル写真はその一枚だけで男性がオナニーができる写真じゃなきゃダメだ!」と教えてくれた。
…つまり、「エロさ」を感じさせる写真がベストと言える。
風俗で稼げる宣材写真とは?まとめ
- 加工は自然で違和感を感じさせないもの
- 男性が見た時に勃起させる衣装背景シュチュエーションであるもの
この二点である。
風俗サイトを観る客の目的は「性欲を満たす事」である。
宣材写真の目的とはそんな「客をキャッチする事」である。
この記事があなたのお役に立てる事を心から願っている。